九州（卑弥呼）女王国　公開講演会は、当日あいにくの雨にもかかわらず、大勢の聴講者で会場はいっぱいになりました。

　女王の城、伊都国・投馬国（とうまこく）・呼邑国（こゆこく）の配置想像図も入手しました。

平成２０年１１月１日（土）に古墳祭りが盛大に行われました。
ご陵墓広場で行われた、炎の祭典の一場面です。
古墳祭りでは、神話のニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの物語をモチーフにして、古墳祭り実行委員会により企画、運営され、街の三大イベントの１つとなっています。
　たいまつ行列（古代衣装に身を包み、火のついたタイマツを持ちながら、約千人が都萬神社から、石貫階段を上がり、そして（西都原）御陵墓前広場まで行列になる様は、圧巻されます。

　そして、ご陵墓広場で、炎の祭典が行われます。武人、女人の舞は神秘的で優雅で、見る人を感動させます。

　

宮崎県西都市の西都原古墳群にある前方後円墳が宮崎大学の調査で１８日までに国内最古級と確認された。
　築造は３世紀中ごろから後半とみられ、畿内で同じ型式の古墳築造が始まったのとほぼ同時期。大和政権の下に古墳が広まったとする説に一石を投じ、古墳成立を研究する上で貴重な発見となりそうだ。
　確認されたのは「西都原８１号墳」。後円部の長さが約３３メートル、前方部が約１９メートル。前方部が短くばちの形に開いた「纏向型前方後円墳」で本格的な前方後円墳の前に造られたとされる。
　後円部の墳丘付近から土器数点が出土。その特徴から築造時期が判明した。

　（共同通信社　(’05/05.18)）

　九州女王国　公開講演会（講師「魏志倭人伝謎解き旅」著者　『伊藤治雄』先生）は、盛大に開催されました。
当日は、あいにくの雨でしたが、８０名弱の聴講者で会場はいっぱいになりました。
聴講者は、若い２０代の女性から、３０代、４０代のビジネスマン、また、５０代、６０代の企業の上層部のかた、７０代、８０代の余暇を楽しんでいる方々等、いろんな年代、老若男女の方が参加されました。　
　仕事帰りの人、この日のために年休をとられた方、市外、児湯、宮崎市等々遠方から、多くの方が聴講されました。　
　報道関係者もこられました。

　講師の「伊藤治雄」先生、わかりやく、楽しく話ししてくださり、ありがとうございました。
　みんな、前のめりになりながら真剣な状態で講演を聴いていました。

　くわしくは後日、報告いたします。

　

いよいよ、明日、九州（卑弥呼）女王国　公開講演会を開催します。
　まだまだ、席数に余裕がありますので、お出でください。まだ十分に間に合います。
　当日、受付順で入場できます。　
　
　日時：平成２０年１０月３１日（金）、午後６時開催、２時間程度
　場所：宮崎県西都市コミュニティーセンター（市役所隣）
　講師：魏志倭人伝謎解き旅　著者「伊藤治雄」先生
　内容：　九州（卑弥呼）女王国　公開講演会
＊＊＊魏志倭人伝を”方向や距離を変えずに”原文どおりに読み解くと
　　卑弥呼女王の都としたところは『宮崎県西都市』である。＊＊＊

　　なお、駐車場は、市役所駐車場がありますので、余裕で駐車できます。


　　

魏志倭人伝より、
　
　南、至投馬国、水行二十日。（中略）　南、至邪馬壱国、女王之所都、水行十日、陸行一月。

　この三十字の文章が、いままで数十冊の著書、数百編の論文で争われた邪馬台国位置論の焦点である。

　まず、投馬国であるが、投馬をツマの音をあらわしたののと解し、日向（宮崎県）児湯郡西都市『現、宮崎県西都市』の妻のあたりとする説が多い。

　本居宣長（もとおりのりなが）、管政友（かんまさとも）、牧健二、榎一雄氏も投馬国は、『宮崎県西都市』の妻地方とする。
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典：日本の歴史「小学館」より

平成２０年１０月３１日（金）　午後６時から開催される、九州（卑弥呼）女王国　公開講演会
講師　魏志倭人伝謎解き旅　著者　「伊藤治雄」先生に対する　質問事項を募集します。

　魏志倭人伝を”方角や距離を変えずに”原文どおりに読み解くと　卑弥呼女王の都としたところは『宮崎県西都市』である。
　このことについて、質問事項を公開募集します。どしどし疑問点を出してください。

九州（卑弥呼）女王国　公開講演会について、読売新聞と宮崎日日新聞に掲載されます。
近日中（今週中）に掲載される予定です。
　乞うご期待ください。

倭人伝には、不弥（ふみ）から女王国へ行くのに南とあるではないか。
女王国が畿内ならば東と書くはずである。と方位の問題を指摘している。
また、道程記事の終わりのほうに、「女王国より以北は、其の戸数・道理は略載すべきも」と畿内と
決定できない理由の１つとする。
　たしかにこれらの点からすると、卑弥呼女王国は九州と考えるのが自然である。
　さらに宣長は、道程記事とは別に「女王国の東、海を渡ること千余里、復（ま）た国有り、皆倭種（わしゅ）なり」とある記事をとりあげ、この記事は卑弥呼　女王国を畿内としては理解できない、
九州から海をへだてて東にある四国をいったものである、と九州説を固める。

　こうして、宣長は投馬国（つまこく）を日向国児湯郡の都万（つま）『西都市』に比定し、邪馬台国を九州南部とした。

日本古代史の研究にいくつもの先駆的業績をたてた新井白石は、「倭人伝は実録だと」言っている。
かれが死ぬ前の享保９年（１７２４年）にある人に出した手紙に、
　「魏志（倭人伝）は実録に候。・・・　日本紀などは、はるかに後にこしらへたて候事故に、大かた一事も尤（もっと）もらしき事はなき事に候。」
　とあるのは、彼の古代史研究の到達点をしめすものであろう。
　この考えにもとづいて書かれた晩年の著述『史疑（しぎ）』は残念ながら現在伝わっていないが、倭人伝研究の大体は、正徳６年（１７１６年）の著『古史通惑問（こしつうわくもん）』によって知ることができる。
　白石がどう考えたかはよくわからないが、どうやら彼は晩年に畿内説から九州説に転じたもののようである。

　つまり、『魏志倭人伝は正確に記述されている』と言っている。